あまり知られていませんが、Twitchには配信をチャンネルに流してそれを見るということを行わなくても配信テストをする方法があるので紹介します。
配信テストのやり方
Twitchの配信テストは実際に映像をTwitch上に表示させるという方法ではなく、エンコードソフトからデータが正しく来ているかどうかを調べるテストとなります。
具体的なやり方は上記の画像の手順のとおりになります。
OBS Studioで上記の画像の通りにやってみた例がこれで、実際のストリームキーは隠していますがこのように末尾に”?bandwidthtest=true”を加えて配信をすることで自動的に配信テストになります。
実際の配信テストの様子
Twitchの配信テストでは映像が来るわけではなく、ダッシュボードの”配信の状態”の窓から正しく情報が来ているかどうかを確認する形になります。
このような形でオフライン状態のままエンコードソフトからのビットレート値などが調べられます。
また、さらに詳しく知りたい場合はTwitchインスペクタ(解説記事)を使いましょう。
例えば上記の配信の状態では問題がないようですが、Twitchインスペクタで確認すると一部が不安定になっていました。これはわざと不安定にするために1080pの映像をCPUに高負荷を掛けて流したからそうなったのですが、このように配信の映像を流さなくても配信の状態が安定するかどうかは調べることができます。
まとめ
実際に映像で確認することができないのでやや不安ですが、数値上で確認できるので慣れてくればこちらのほうが配信の安定を測る上では安心です。
実際の映像をどうしても確認したい時は、配信と同じ設定で録画をすればそれがそのまま配信に流れる映像と同じになるのでそちらで確認しましょう。